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2007年09月 アーカイブ

2007年09月01日

FXの特徴を知りましょう。

FXの特徴には、二つあります。

一つ目は、
為替レートが同一の時の、売り相場と買い相場(他の外貨商品でいう、
電信買相場(TTB)と電信売相場(TTS)の差が小さいということです。

また金利差によるスワップポイントも、
他の金融商品より有利な場合が多いです。

二つ目は、
レバレッジをきかせることによって証拠金の何倍もの外貨を取引することができ、
レバレッジの倍率を高くするほど為替相場の変動によるリスクは高まります。

取引業者によっては100倍以上の高レバレッジが設定可能です。
逆に証拠金と同額の外貨を取引するという外貨預金に
近い比較的低リスクな取引もできます。

2007年09月02日

FXのリスクを知っておきましょう。

外国為替相場の変動について

相場の変動がある以上、利益が期待できる反面、損失を受ける場合があります。
証拠金の何倍もの取引を行うことができるため、
損失が預託した証拠金を超え、さらなる証拠金を請求されることもありえます。


マイナス金利スワップのリスクについて

高金利の通貨を売り、低金利通貨を買う場合、
金利スワップの支払いが必要となります。

金利スワップはその通貨ペアを保有している限りついて回るので、
特に長期売買の時には
金利スワップの収支がバカにならない額になることがあります。

2007年09月03日

為替レートについて

為替レートとは、
通常の外国為替の取引において、外貨との交換比率のことです。

為替相場、通貨レート、単にレートとも呼ばれます。
基本的に市場で決定され、
市場で決定されたレートをMERと呼びます。

為替レートは、通貨を他の通貨に替える際に決定されます。
貿易や資本移動など国境を越える取引において外国為替は必要であり、
為替レートはその外国為替の交換率のことです。

為替レートは、
その制度いかんに関わらず経済情勢の変化によって変動します。

ある通貨Aに対して、通貨Bの価値が増大した場合、
BはAに対して増価したという。
また、AはBに対して減価したという。

中央銀行などの介入や固定相場レートの変更などで、
為替相場の水準が人為的に変更された場合は、
自通貨が増価した場合を切り上げ、減価した場合を切り下げと呼びます。

2007年09月04日

FXの罫線表(とめ足・ほし足・棒足・ いかり足)

○ とめ足
 とめ足は、株価のテクニカル分析において使用される指標です。

 簡略化されたチャートなどでは、
 とめ足が使用される事が多いです。

○ ほし足
 ほし足は、株価のテクニカル分析において使用される指標です。

 とめ足に星状の印を付けたものをいいます。

○ 棒足
 棒足は、株価のテクニカル分析において使用される指標です。

 一日、一週間、一ヶ月などの一定期間の高値と安値との間を
 棒線で繋いで描いたものです。
 高値・安値が同値の場合は触れ幅が無いので、・で表記します。

○ いかり足
 いかり足は、株価のテクニカル分析において使用される指標です。

 終値の表記に錨(↑・↓)のマークが使用されているものです。
 始値より終値が高い場合が↑、安い場合が↓と表記し、
 棒足よりは騰落方向が明確になる利点があります。

2007年09月05日

FXの罫線表(ローソク足)

ローソク足は、
株価などの相場の値動きを時系列に沿って図表として表す手法です。

ローソク足は、単位期間を定め、単位期間中に初めに付いた値段を始値、
最後に付いた値段を終値、最も高い値段を高値、最も安い値段を安値とし、
この四種の値段をローソクと呼ばれる一本の棒状の図形に作図し、
時系列に沿って並べてグラフとしたものです。

ローソク足は、相場に関する印刷物が刊行されるようになった際、
コストの高いカラー印刷を嫌って陽線を白抜きの四角形、
陰線を黒く塗りつぶした四角形で表示する様に変化しています。

ローソク一つあたりの期間が

・ 一日の場合は日足、
・ 一週間の場合は週足
・ 一月の場合は月足
・ 一年の場合は年足

といいます。

今では「キャンドルチャート)」、
「キャンドルスティックチャート」の名で海外にも普及しています。

ローソク足は一般に移動平均線と一緒に描かれることが多いです。

2007年09月06日

FXの罫線表(移動平均線)

移動平均線は、
株価のテクニカル分析において使用される指標です。

アメリカのJ・E・グランビルが相場分析に利用できる事を広めました。

移動平均線は、過去の一定期間の株価の平均値から求める事ができます。
5日移動平均線であれば、過去5日間の終値の平均値となります。
テクニカル分析の指標としてもっとも基本的なものであり、
多くの投資家によって用いられています。


一般的にチャートには長期と短期の2種類の移動平均線が表示されます。

□ 長期移動平均線
 週足では26週線、日足では25日線、
 日中足では4時間線を示すことが多いです。

□ 短期移動平均線
 週足では13週線、日足では5日線、
 日中足では1時間線を示すことが多いです。

特に長期移動平均線は、株価のトレンドを暗示する場合が多く、
これが上を向いているか、下を向いているかを見るだけで、
株価の今後の変動を予測することが可能です。

2007年09月07日

FXの罫線表(一目均衡表)

一目均衡表は、チャート分析法の一つです。

都新聞兜町担当記者であった一目山人によって、
1936年に考案されたテクニカル指標です。

一目均衡表は基準線、転換線、先行スパン上限、
先行スパン下限、遅行スパンから構成されます。

価格と時間を重視し相場は買い方と売り方の均衡が破れた方向に
動くとの考えに基づき作られた分析法です。

身につけば非常に有用とされる一方、売買のシグナルは多岐に渡り、
出来高は考慮しないため、ダマシにあうことも多いです。


○ 株価チャートの複雑さ

 ・ 直近の売買価格帯の中心点(転換線、基準線)
 ・ 過去からの価格変動(遅行スパン)
 ・ 未来における、株保持者の購入価格帯層(先行スパン1,2、 雲)

を補助線として示し、現在の売買価格と補助線を比較することで、
価格と時間を軸として、一目で均衡状態を把握できるようにした点が画期的です。

2007年09月08日

FXの罫線表(MACD)

MACD、テクニカル指標を一覧にしたものです

製作者はジェラルド・アペルさんです。

○ MACDの算出方法

 ・ MACD = 12日平滑移動平均 - 26日平滑移動平均
 ・ MACDシグナル = MACDの9日平滑移動平均

投資判断は、MACDがMACDシグナルを上抜いたら買い、
下抜いたらを売りとなります。

テクニカル指標一覧には、
MACD以外に、RSI W%R ボリンジャーバンドなどがある。

RSIの製作者はJ・ウエルズ・ワイルダー・ジュニアです。
W%Rの製作者はラリー・ウィリアムズです。
ボリンジャーバンドの製作者はジョン・A・ボリンジャーです。

2007年09月09日

FXの罫線表(RSI)

RSIは、
テクニカル指標を一覧にしたものです。

RSIは、日本語で、相対力指数といいます。
製作者はJ・ウエルズ・ワイルダー・ジュニアです。


○ RSIの算出方法

RSI = n日間の値上がり幅合計 ÷ (n日間の値上がり幅合計 
     + n日間の値下がり幅合計) × 100

nとして、14や9を使うのが、一般的です。
30以下では売られすぎ70以上では買われすぎの水準と言えます。

製作者自身はこの指標を自身が作った数多くの指標、
投資法の中の一つと考えていて、
この指標はそれほど信用していないらしいです。

2007年09月10日

FXの罫線表(W%R)

W%Rは、テクニカル指標を一覧にしたものです。

W%Rの呼び方は、
ウィリアムズ%Rともいいます。

製作者はラリー・ウィリアムズです。

○ W%Rの算出方法

W%R = (過去n日間の最高値-当日の終値) 
      ÷ (過去n日間の最高値-過去n日間の最安値)) × 100

判断方法はRSIと同じで、
W%Rは、RSIと同じく製作者自身はこの指標を自身が作った数多くの指標、
投資法の中の一つと考えていて、この指標はそれほど信用していないらしいです。

信用度は後に『究極のオシレーターなる物』を作る程度のものです。

2007年09月11日

FXの罫線表(ボリンジャーバンド)

ボリンジャーバンドは、テクニカル指標を一覧にしたものです。

一般的には、
ボリンジャーバンドと呼ばれており、
他の呼び方もあるそうです。

製作者はジョン・A・ボリンジャー


○ ボリンジャーバンド算出方法

ボリンジャーバンド = 移動平均線 ± 標準偏差 × 2

投資判断は自由で、
終値が上のバンドを上抜いたら買い、
下のバンドを下抜いたら売り。もあれば逆パターンもあります。

ボリンジャーバンドは、テクニカル指標の一部であり、
他にもRSI、W%Rなどがあります。

2007年09月12日

FXの罫線表(ストキャスティクス)

ストキャスティクスは、
株価のテクニカル分析において使用される指標です。

米国のチャート分析家ジョージ・レーンによって、
考案されたテクニカル指標です。

オシレーター系指標の一種です。


○ ストキャスティクスの計算式
 %Kラインと%Dラインという2本の線を使用します。
 通常%Kラインは実線、%Dラインは破線で表示されます。
 %Dラインがより重要であり、主要な相場転換シグナルを発します。

○ %Kライン
 ・ %K={ (C-L9)÷(H9-L9) }×100%
 ・ C:当日終値
 ・ L9:過去9日間の最安値
 ・ H9:過去9日間の最高値

○ %Dライン
 ・ %D=(H3÷L3)×100%
 ・ H3:(C-L9)の3日間合計
 ・ L3:(H9-L9)の3日間合計

2007年09月13日

FXの罫線表(ペンタゴン・チャート)

ペンタゴン・チャートは、
株価のテクニカル分析において使用される指標です。

底辺と対辺がフィボナチ数列の関係にある五角形と
株価チャートを組み合わせて、
相場のトレンドや変化点などを分析する手法です。

五角形の辺の長さを変えればどんな言い訳もできるというチャートである為、
一般投資家の評価は低いです。


○ ペンタゴン・チャートの関連用語
 LTCMは、かつてアメリカ合衆国コネチカット州に
 本部をおいて運用されていたヘッジファンドです。

 日本語に訳すと、「長期間の資産運用」となります。

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